色々な種類があるHot Stamp
何らかの素材にデザインを施したり、色を与えたりする場合、様々な手法があります。
そしてその手法のひとつとして表面にコーティングをするものがあり、カタニ産業株式会社ではHot Stampという箔を施すことができます。
Hot StampはHotという単語からもわかるように熱を使用した方法で、加熱したゴムローラーによって圧力をかけて、対象に箔を接着させます。
複数の層によって構成されている層は、基本的には独特の光沢があり、メタリック調に仕上げたい場合に適しています。
さらにデザインだけではなく、ICチップなどで絶縁効果を発揮させるために使用できるものもあります。
具体的な種類は真空で蒸着させるものや顔料をコーティングするものなど、色々な種類に分かれます。
中にはUVライトによって発光したり、虹色に光るホログラム調になったりするものがあります。
そして施す対象も幅広く、金属やプラスチックの他、木材にも施すことができます。
したがって製品のパッケージから釣り具に至るまで、幅広い環境で活躍可能です。
そんなHot Stampの強みは、作業を行う人員に特に高い技術力が求められないことです。
設備さえ整っていれば、比較的早期に希望通りかつ安定した仕上がりにすることができます。
その設備も他のデザインを施すものよりは安く済ませられる可能性があります。
さらにその仕組みは溶剤を使用しないものなので、廃棄物が少なく済むという強みもあります。