簡単に取り扱えるドラム缶ヒーター

オーエムヒーター株式会社は、シリコンラバーヒーターを製造しています。

金属とは異なり柔軟性があるため、色々な形に加工できます。

マイナス50度から250度まで対応できるシリコンゴムシートとガラスクロスを重ねる構造で、標準の厚さは1.5mmと非常に薄いです。

シリコンラバーヒーターの種類はいくつかあり、標準タイプやマグネットで取り付けられるタイプなどは、200度の連続使用で半永久的に使用できる性能を持っています。

100度以下であれば両面接着テープ、100度から150度の範囲ないだとシリコン接着剤という風に対象への接着も可能です。

そしてその種類の中には、ドラム缶ヒーターという種類もあります

名前の通りドラム缶を温め、粘度が高かったり凝固してしまっているものを簡単に取り出すことを目的としています。

接着剤やアスファルト、塗料など幅広い原料の加熱に対応していて、粘度が低くなることでポンプの能力が比較的低く済みます。

その構造は横長のシリコンラバーをドラム缶に巻き付ける形で、直接フィットすることで高い熱効率を発揮します。

そして200Lのドラム缶と20Lのペール缶、18Lの1斗缶が加熱の対象です。

いずれも0度から200度までの温度設定が可能で、調節器は一体化されています。

そのため外部接続のような複雑な配線を必要としません。

締め付けのための金具もワンタッチで操作できるようになっているので、脱着も容易でしょう。