分銅を製造販売する会社について

円筒形をした「分銅」という金属の塊のようなものがあります

天びんを使ってものの重さを測るときに使用しますが、電子天びんの校正用に使われるものや上皿天びんに付属する50gから100gの物など様々です。

電子天びん校正用のものは、測定場所の重力によって測定値が変わるときに使うもので、地球の中心からの距離や緯度の高さによって重力が変わるため、その誤差に対応できる高精度な商品が必要になります。

一般的に知られる分銅は円筒型のものですが、円盤型や増おもり型、板状のものや大型のものまで形状もいろいろで、測る対象となる重さによって使い分けられます。

大正5年に創業された「株式会社大正天びん製作所」は、分銅の製造販売をする会社です。

材質や磁性、表面の粗さなど品質が保証されたJIS規格に適合した商品を作っています。

非磁性ステンレスを使用していて、重さは1gから20?のものまでのものまで14段階のものが用意されています。

gを基準に作られたものだけでなく力の国際単位である「ニュートン」に重量を合わせて作られた商品や、吊り下げ用の輪がついたものなど多種多様な商品を作っている会社です。

販売だけでなくレンタル商品も用意して、特注品の相談にも応じます。

商品にはたくさんの種類があるので、選ぶときにはまず重量と等級を決めて形状における種類を決め、JIS規格やOIML韓国の基準に準拠したものを選び最後に材質を選んで商品を決めます。

等級とは、最大許容誤差によって異なるのものです。