ロータリーコイルドライヤーの特長とは

ロータリーコイルドライヤーは、円筒形の機器の中で蒸気を使って加熱された羽根状のコイルパドルが回転して、処理したい物体を粉砕して表面積を広げると共に加熱し、廃棄物を焼却して圧縮します。

燃す事で水分が飛び縮んで処理しやすくなります。

生ごみ処理機等に使用されています。

直接対象物に照射しないので間接加熱型の乾燥機と言えます。

狭い空間でも使用出来る上に、排気される風量が少ないので効率的に使用可能です。

操作に対して適応出来る範囲が広いので、処理したい物体の条件を選ばずに使えます。

珈琲の粕や茶殻等の殆どの無機物、有機物の乾燥が出来ますが、熱を加えて混ぜる事で嵩が増し団子状になるでんぷん質の物には使用出来ません。

増粘性の高い物には、蒸気で乾燥させるダブルドラムドライヤーを使って下さい。

砂利やガラス、化学製品の乾燥等に使えます。

ロータリーコイルドライヤーは主に2種類あります。

内熱式のドライヤーは、本体に直接熱風を送り込み対象物が熱風を受けて乾燥します。

これとは逆に外熱式のドライヤーは、本体を外側から加熱してその熱を伝導させて乾燥します。

園芸に使われる培養土にも活躍しています。

コイルから伝わる熱によって乾燥時に必要な熱量を確保するので、流動式よりエネルギーを使いません。

これによって排気されるガスも少なくて済みます。

操作もしやすく、特別な技術も必要としないので、人件費の削減にもなります。

通風機能で素早く外に水分を飛ばします。